ひとりごと

・さっきふと思い出して、再読。 «Un ouvrage est fini quand on ne peut plus l’améliorer, bien qu’on le sache insuffisant et incomplet. On en est tellement excédé, qu’on n’a plus le courage d’y ajouter une seule virgule, fût-elle indispensabl…

写真への試論・断片と補足

・なぜ、見るものの目を混乱させる写真(「見るものを混乱させる写真」ではなく!)の存在可能性を志向するのか。 それは、目が全く混乱しない写真においては、単なる同定しかありえないから。これはAというものの写真、これはBという場所の写真。ラベルとイメ…

写真への試論

・一度見たものをあらためて撮ること 例えば、丘の上にある教会を訪ねる、そんな小旅行とするとして。 なんということはない、半時間もあれば登れてしまうような丘。途中にはきれいな景色もたくさんあるだろう。 写真の話をしたいので、カメラを持っていると…

ひとりごと

・自分の存在証明を書こうとすると、他人の存在否定になってしまうことに気づいて、書けなくなってしまう。 もっと直截に書こう。他人の存在証明が、僕の存在否定になっているということ。その事実がもたらす耐え難さ。 僕の存在が否定されていることそのも…

ギリシャ旅行記(後編)

5/14(火): デルフォイ観光 さて、この日はコリントスへ行こうと思っていたのだが、前日のバスでコリントスの横を通り過ぎてしまい、なんとなく、もう一度同じ方面へ向かうよりも、全く別の方へ行ってみたくなってしまった。そこで、急遽前夜にデルフォイに行…

ギリシャ旅行記(前編)

○5/11(日): 前段、アテネ到着 この日は夜までクロアチアのドゥブロヴニク(Dubrovnik)にいた。 本来、この旅行はギリシャ訪問がメインイベントだった。それなのにこの場所に寄ることに決めた理由は2つ。クロアチアに行ってみたかったということと、アテネ行き…

社会的コード逸脱のレッスン

この社会には、様々なコードが存在している。例えばそれらは、法律や社則といった形で明文化されていたり、マナーや礼儀や暗黙の了解という形で存在していたりする。 もちろんそうしたコードって、いわゆる社会を回していくにはどうしようもなく必要なんだけ…

アウシュビッツ訪問記

アウシュビッツを訪れたのは、4月22日月曜日のことだった。 いつものようにホステルに荷物を置き、パスポート、食料、カメラその他一式をトートバッグに詰め込んで、朝一番のバスに乗り込んだ。当初の予定を変更することが多かった今回の旅行の中でも、アウ…

「真の体験」信仰への懐疑、あるいは写真を撮ることの擁護

・「真の体験」の信仰 - 「自由気ままな旅行」? ある友人が「自由気ままな旅行をしたい」と言い出したことがあった。行き先も決めず、ただあてどなく気の赴くままに旅行してみたい。どれくらい本気なのかはわからないけれど、そんなことを言っていた。 それ…

脱主体化をめぐって

書きためてるノートから。 このテーマは、あるとき(おそらく1年くらい前?)から頭の中をずっとぐるぐるしている。そして、それからずっと、様々な現象がこのテーマと関係しているように思えて仕方がない。共感してもらえるかどうかはわかりませんが、どうし…

スペイン旅行。マドリード、トレド、バレンシア。

ノートルダムが燃えた

ノートルダムが燃えた。 ちょっと混乱しているので。気持ちを整理するために。 ノートルダムは、僕の家から近いわけではないけど、電車1本でいける。その辺には、僕がよく行くコーヒー豆のお店があったり、パリで一番大きな本屋さんがあったりする。そういう…

ウィーンフィル鑑賞記

旅行記とかあんま書いたことないんですが、今回はちょっと書こうと思います。ウィーンフィルの演奏会、どんな感じだったかっていう。けっこう自分の話多め。 ・計画 さて、当初ウィーンに行く目的は、ウィーンフィルではありませんでした。同期Trp.のOさんが…

資本主義的クロワッサン

(これは、メモ集の中から、あるテーマに沿っていくつかを抜き出したものです。) ・近所のパン屋さんのクロワッサン。さて、確かにバターの味と香りはするのだが、これでは平凡なクロワッサンだ。 バターが香るからクロワッサンだ、というのでは、それは単な…

今の勉強のこと

眠れません。今日はがんばるぞー!と思っていたらもう3時半で、まあ平常運転といえばそうなのですが。4時まで起きてるのはちょっとイレギュラーです。 このブログも、開設してから3年が経ったようです。というのも、このブログは僕が副指揮になったときにつ…

掃除

まだキャンプラに入り浸っていた頃、だいたい週に1回とか、月に2回くらいのペースで、キャンプラの事務室に行ってほうきとちりとりを借りていた。 最初は、高校の頃の部活の指導が身体に染み込んでいて、掃除はしなければならないものだ、という意識がまだ少…

僕の考え方

ちょっと長いです。1日でぶわーっと書いたので、まとまってないと思います(という免罪符でもって、ちゃんと推敲するのはあきらめました)。いま書かなければいけないという危機感を持ってるし、時間も少しできたので書きました。 何かでっかい論をぶち上げた…

質問箱

・僕は元来、質問箱にちょっと距離をとってきたような気がします。 なんだか質問をする気にもならなかったし、回答を見るのも別に気が進むわけではなかった。 というのも、TwitterにしろLINEにしろ、従来のコミュニケーションのやり方では埋めきれなかった空…

「丁寧」または「敬語」について

駒場でフランス語のインテンシブの授業受けてたとき、フランス人の先生で「僕のことをtuで呼んでね!」っていう方がいて、けっこう最初戸惑いました。 (注: ざっくり言うと"tu"は「きみ」で、「あなた」にあたるのは"vous”) (さらに気になる方へ: "tu”は2人…

匂いについて(ピントを合わせすぎないこと_2)

・僕にとっては、匂いについて、「新鮮である」ということと、「生臭い」ということの間には、大きな違いはない。 今日はチューブの生わさびを買って開封したんですが、例えば、チューブの生わさびを最初に開けて感じる匂いと、魚の生臭い匂いの間には、共通…

食べものと飲みものについて

・最近は暑いので、涼しげな透明のグラスを買いました。コーヒーもいいけど、この時期はアイスティーもいい。紅茶を透明なグラスに入れると、その赤い色がとてもきれい。 あるとき、その赤をもっとよく見ようと思って、電灯に透かしてみたら、たちまち色あせ…

断片

最近の書きなぐりの断片たちからいくつか。 ・科学を信じるということ。オッズが高いとされている方への賭け。人生は常に、単に選択である以上に賭けである。 ・「オッズが高いとされている」という書き方は、手が滑ったわけではありません。「確率」とはな…

目をつむってリズムを

目をつむって、リズムを刻んでみましょう。どんなリズムでも良いです。お時間があれば、お付き合いください。 断っておきますが、「音楽的スキルに関する」文章ではありませんので、気楽にやってみてください。(関連づけるのはご自由にどうぞ。) 方法は、あ…

地層

演奏会のたびに、自分のだらしなさを思い知らされます。演奏会のあとに、楽譜を整理しないから。黒ファイルの中の楽譜が、溜まりに溜まっているから。 以前は、なんとなく、スケッチブックに楽譜を貼るようにしていました。それはそれで、後から見返すと楽し…

ひとりごと

・昨日の朝食にて。 トーストを焼くと、そのうち冷めてしまうけれど、カリッとするのは消えないんですね。冷めたトーストに、可逆と不可逆の両方を見た気がしました。 考えすぎですかね。死期が近いんでしょうか。 ・水風呂に入ってきました。けっこう好きで…

ひとりごと

・C棟期間があってよかった、と心から思いました。ほんとうに意義深い練習の時間でした。C棟期間、おつかれさまでした。 ・そういえば、カルディのコーヒーポイント、100ポイント貯まったので、サービス券もらえました。すごくないですか。 夏ということで、…

連続と不連続、もしくは離散の狭間で

「音楽とは、連続的なものであるか、離散的なものであるか」という問いをめぐる考えの、私にとってのきっかけは、あるとき、ある人(言うならば、音楽というものについて権威を持っている人、教授のような)に、「音楽は(唯一の)離散的な芸術である」と言われ…

緊急のひとりごと(は?)

・緊急のひとりごと かなり音合わせもして、譜読みも進んできたんだが、別の新しい領域?に足を踏み入れてしまい、そいつがとてつもなく広大である、少なくともそう見える、というのが今です。今の合奏の状況というところでもあり、僕の今の譜読みの状況でも…

曲紹介:時に道は美し

例えば美術館で、もう少しこの絵を眺めていたい、と思うとき。例えば友人との集まりで、まだ遊んでいたい、もう少し話していたい、と思うとき。そんな瞬間が、みなさんにもきっとあることでしょう。確かに楽しいその瞬間から立ち去らなければならない状況と…

ひとりごと/近況

・暑くなってきました。一応まだ4月ですが、汗をたくさんかく身としては、本当に憂鬱な時期が始まったなという気持ちです。 ・スヌーピーのLINEスタンプには、「申し訳なさ」を示すものがないですね。たまたまでしょうか。 ・たくさんの1年生が入ってくれま…