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コンクール前夜の徒然

久しぶりに更新します(というか存在忘れてました)。

 

久々に開いた割にはアクセスが伸びているようで、どうやら「マードック 解説」「マードックからの最後の手紙 解説」とかでGoogle/Yahoo!で検索して、そこからアクセスという人が多いようです。(上記ワードで検索すると、それなりに上位(2ページ目くらい)に出てくるようになったらしい(!?))

 

 

さて、今学期とっていた授業のレポートの関係で、絵画(特にイタリア・ルネサンス)について調べ物をすることが多かったのですが、図書館の関連の資料の隣にゴシックについての図版集があって、面白そうだな、と手に取ってみたわけです。開いてみると、13世紀フランスの聖堂建築の図版が載っている。

 

僕は単純なので、建築物を見ると、造形や様式やなんかよりも先に「こんな高いところまでどうやって壁を作ったんだろう、すげえ」とか思ってしまいます。小学生の頃からあまり変わらずに抱く感想です。幼稚ですね。進歩がない。その本に載っていた、ゴシック様式の壮麗な聖堂の内部の図版を見ても、「きれいだなあ、こんな高い建物、よく作れるなあ」。

 

 

単純な発想ですが、考えてみれば至極当然の発想のような気がします。だって、自分ではそんな高い建物は建てられないし、美しい様式、造形は生み出せないでしょう?

 

芸術全般に同じことは言えて、絵画にしても建築にしても、描く(作る、建てる)方法(時には様式も)が生み出され、(そしてそれを利用して)天才の技術と感性をもって素晴らしい作品ができるわけですよね。割と情報が氾濫しているせいで、そういったことへの驚きや感動が薄れがちなわけですが。

 

 

 

音楽というのはまさにそうで、今まで長い間研究され続けてきた音楽の(特に西洋音楽の)理論がもとになって、作曲家の技術と感性がそれぞれの作品を生み出しています。

 

 

 

先日のカウントダウンで、「尊敬できる職業は...」と話している人がいたけれど、僕は、作曲家、芸術家は尊敬に値すると思います。スコアを見るたびに、本当にすごいと感じます。

 

僕には(少なくとも今は)絶対に曲は書けないし、メロディの1つも思い浮かばないだろうし(ましてや吹奏楽曲なんて!)、それらしきものが書けたところで、メロディはきっとどこかで聞いたことがあり、故に個性なんてものはなく、さらに音楽理論的にも欠陥だらけということになるでしょう。

 

 

そして、彼らの生み出す曲、つまりその作曲家の個性や感性に、和声やリズムやメロディや展開などを通して(この辺はあまり意識していないかもしれませんが、きっと無意識に感じているはずです)触れることができるということは、本当に素晴らしいと思います。

 

 

 

今回のコンクールでも、今まで僕の演奏したことのなかった2人の作曲家の曲を演奏していく中で、やはり感じるもの、得るものは相応にあったわけです。僕はコンクールに乗ることができて、それが一番良かったと言えるかもしれません。

 

 

 

それぞれに思うことはあるのだと思いますが、まずはこの素晴らしい作品を演奏できること、素晴らしい才能に触れることができていることに、感謝したいものです。

 

 

 

明日はいい本番にしましょう!